今日は町内のため池の一斉掃除の日。役員である主人は前日から、草刈り機に入れるガソリンを配ったり、
打合せにと大忙しでした。
ため池は、雨が少なく大きな河川もない淡路島では貴重な水源です。
なんと島内には23000ヶ所ものため池があるとか。
これは日本中のため池の約1割!
全国でもダントツのため池密集地帯、それが淡路島です。
そしてその管理をしているのは主に地域の農家たち。
その仕事は今日のような一斉の草刈りや掃除から、水位の管理、工事の立ち合いなど多岐に渡ります。
役員をしている間は耕作面積を減らさないといけないくらい、忙しいのです(>_<)
都会では業者に委託することの多い地域の仕事。
年々参加できる人も減って自分たちですることには限界もあり、
農家は水がなくてはやっていけないので当然のことでもありますが、
地域を守る意識は格段の差があります。
山から毎晩のようにやってくる鹿を追い、柵を作り、
田植えの前には、水路に水がきちんと流れるように町内全員での溝掃除。
県道やバイパスの端には季節の花が植えられ、
耕作放棄地や無縁仏のお墓の清掃まで、
地域で担っています。
こんなことまで!とビックリすることも多いですが、
「自分たちが住む場所を心地よくする」
こんな当たり前のことに気づかせてもくれます。
主人は、池の掃除でユニクロウルトラライトダウンはドロドロに、
草を焼いて炭臭い匂いを発して帰ってきました。
お疲れ様でした。